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2023/11/16
施設長のつぶやき~今なお根強く残る女性差別に喝!!③~
先日ついに
観て参りました。
ゴジラと言っても昔のような子供向けではなく大人向けのシリアスな内容。
戦後ようやく復興の兆しが見えた日本にゴジラが襲い掛かります。
主人公は元特攻隊員ですが、特攻に出た際、機体の不具合と嘘をつき
整備兵のいる島に不時着します。
その島でゴジラに出くわしますが、機体の機関銃を撃つ事が出来ず
多くの整備兵を死なせてしまいます。
特攻から逃げ出した事、機関銃が撃てず整備兵を死なせた事
二つの後悔から自分の中の戦争を終わらせる事が出来ませんでした。
ラストは予想通りというか、視聴者の期待通りの内容です(ネタバレはこちら)。
大名倒産のコミカルな演技と違うシリアスな神木さんの演技に注目です。
今回もステーションシティシネマに行きましたが
ステーションシティシネマ唯一の弱点…それは…
エレベーターが来ない!
3機も用意されていますが、あれだけの規模のビルなので
なかなかなかなか来ない…
しかしこの日は
行きも帰りもすぐに来たうえ、行きも帰りも乗っているのは私一人!
何回も利用しているとこんな事もあるんですね~
それでは前回の続きです。
当初森氏は自分の後任に、ある男性を指名していたようです。
(任期満了の勇退などならわかりますが、問題発言で辞任に追い込まれた人物が
後任を指名するのもどうかと思います…
しかし実際には森氏の発言は女性軽視ではなく専門家の女性は全て優秀という
趣旨だったようなので、誤解といえば誤解になります。
しかしあの立場におられる方があえて誤解を与えるような発言をしたこと自体が
問題となったのでしょう)。
しかしここで驚きの情報が。
何と森氏が指名する事を否定する云々ではなく
女性軽視発言の後だから後任の会長は女性じゃないと駄目という議論になったようです。
くどいようですが、もしこれが事実であればとんでもない事です。
事の本質は女性・男性が会長になる事ではなく、女性軽視でしょう。
それならば女性軽視しなければ女性でも男性でも構わないではないですか。
女性が女性を軽視しないかと言えばそうでもなく
実際に過去私と同じ職場の女性が「女は喋りで感情的やからアカン」と
女性軽視発言していました。
一方その方は「女は気が利くけど、男は気が利かんからアカン」と
男性軽視発言もしていました。
もちろんその人が勝手にそう言っているだけで
男性でも喋りで感情的な人なんかたくさんいると思いますし
逆に気が利く男性も大勢いるでしょう。
何故そこまで性別で区切りたがるのか理解出来ません。
事の本質は、女性なのか男性なのかではなく性別に対して軽視しているかどうかのはずです。
話しを戻します。
そのような経緯(かどうかは知りませんが)から選考が始まる訳ですが
オファーを受けた当の橋本氏は当初難色を示していたそうです。
(くどいようですが事実であれば、です)。
何せ会長を引き受けるとオリンピック・パラリンピックの政治的中立性から
所属する自民党は離党しないといけなくなるわ
最悪の場合議員辞職の話にも発展しかねなかったそうです。
まして皆がウェルカムなオリンピック・パラリンピックならまだ良かったのかもしれませんが
当時は「コロナ禍にオリンピック・パラリンピックなんかやっている場合か」と
一部異常なバッシングを受けていた状況です。
自分の生活基盤であり
現在自分が誇りを持って臨んでいる政治家の道を断念する危険を冒し
さらにブーイング対象の会長など何という罰ゲームでしょうか。
ましてその経緯が女性ありきで決められたとしたら…
組織委員会の都合で女性を利用しようとしたとんでもない女性差別であり
それこそ一人の女性の人生を潰しかねなかったのです。
橋本氏は有能でスポーツにおける実績も十分で適任だから選ばれた訳であり
そこに「女性前提」などという差別的な考え方は全く必要ありません。
結果的には大役を見事務められ、議員辞職しなくて済み
その後自民党にも復党出来たようなので良かったですが
大変な危険があったという認識は必要でしょう。
(別に自民党を褒めている意見ではなく、橋本氏個人への意見ですので、あしからず)。
長くなったので続きは次回にします。