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2023/10/17
施設長のつぶやき~誕生日SP・ジャンプスーパー名言集~
こんにちは、施設長の田原です。
本日は昨年に続き、誕生日SPをお送り致します。
テーマは「ジャンプスーパー名言集」。
数々のジャンプ漫画の名言から独断と偏見で選びました
名言を集めています。
それではどうぞ。
あと、ネタバレを含みますのでご注意を。
東京府士族、神谷活心流・明神弥彦
「これでいい…明治も十六年文明開化真っ盛り
剣が“術”だったこれまでと違い剣は“道”になっていく
俺は竹刀で一人前になった だから竹刀を選ぶ
神谷活心流を極めて多くの人達に教え伝える 自助自衛の剣を目指す
強くなる 力無き人を守る 剣の本質は違わない
憧れて夢見た姿とは違うけど
悲しい訳じゃない 悔しい訳でもない ただ―…
なんとなく少し寂しいだけ―…」
(るろうに剣心)
こちらはジャンプ連載当時ではなく、現在ジャンプスクエアで連載中の北海道編より。
弥彦は少年時代に剣心と出会いますが、剣心より殺人剣の飛天御剣流は教えない
活人剣の神谷活心流で強くなるよう言われます。
本編でも志々雄真実の直属の部下である十本刀の一人を撃破する等の活躍を見せますが
成長し成人してからはさらに強くなっています。
その実力はあの斎藤一にも認められるほど。
強くなった事を自覚し、これからもさらに強くなる、剣を他の人達にも伝えていく…
そんな覚悟と、後悔している訳ではない
しかしそれでも少年時代に憧れた飛天御剣流の剣心の姿とは違う自分の姿に対する一抹の思い
そんな弥彦のセリフです。
るろうに剣心の本誌連載が始まったのは私が中学生の頃でした。
当然リアルタイムで読んでいたのですが
中学生というのは厨二病とはよく言ったもので成れもしない芸能人やスポーツ選手に憧れるもの。
このセリフを読むと、何となく少年時代に自分が憧れた大人の姿と自分の今の姿を思い
何となく切ない気持ちになるんですね…
スケット団・笛吹和義
「キミ達を誇りに思う」
(SKET DANCE)
開明学園の生徒である笛吹和義ことスイッチは決して自分の口で喋りません。
笑顔も見せません。
会話はノートパソコンから発せられる音声合成ソフトで行います。
スイッチには仲の良い兄弟がいましたが
スイッチの不用意な発言で逆恨みした女生徒に殺害されてしまいます。
自分の発言で兄弟が殺された事を知ったスイッチは
言葉を発する事を止め引きこもりになります(詳しくはこちら)。
藤崎佑助ことボッスン、鬼塚姫ことヒメコにより引きこもりからは救い出されますが
その後も言葉は発せず、音声合成ソフトで会話します。
ボッスン、ヒメコと共に
学園生活支援部、通称スケット団を結成し数々の人助けを行なっていくスイッチ。
最終エピソードでは文化祭の場で理事長の陰謀から開明学園を救ったスケット団。
文化祭終了後の夕方三人で教室にいる時、そっとノートパソコンを閉じ
ボッスンとヒメコに自らの口で喋ったのがこのセリフ。
SKET DANCEまさにスイッチを基軸に進んでいった物語でした。
帝拳高校・前田大尊
「葛西 俺のほうが強かったろ」
(ろくでなしBLUES)
主人公・前田大尊はめっぽう喧嘩が強く、帝拳高校入学後1年生にて番格になります。
ちょっと自己中ですが仲間思いで皆から慕われる前田。
前田と同じく東京四天王に数えられる渋谷・楽翠学園の鬼塚
浅草・笹崎高校の薬師寺を次々と撃破。
しかしここで東京四天王制覇を目指す最凶の男、池袋・正道館高校の葛西が現れます。
鬼塚、薬師寺を圧倒的な力で撃破する葛西。
次は前田を狙うと鬼塚の舎弟、須原に忠告されます。
初めから負ける事を周囲に想定された前田は、それが気に入らず単身池袋に乗り込みます。
そして葛西と激突しますが何と…前田は圧倒的な敗北を喫します。
駆け付けた親友の勝嗣と米示が血みどろで横たわる前田を見た時の
「う、うそだろ」は読者の気持ちを代弁していました。
その後、プライドをかけ井之頭公園の舞台で再戦。
葛西の強烈な一撃で後ろに吹き飛ぶ前田。
しかしここで舞台の壁を蹴って三角とび(というか平行)。
そのままパンチをぶち込み葛西の眉間をぶち破り見事勝利。
引き上げる葛西に向けて発したのがこのセリフ。
まさか負けるとは思っていなかった前田の敗北とそこからの葛藤。
フラストレーションを吹き飛ばした名場面でした。
ちなみに負けた時のタイトルは「完敗」で勝った時のタイトルは「天上天下唯我大尊」でした。
天馬座の聖闘士・ペガサス星矢
「正直言って俺だって自分の好きなことをやって面白おかしく生きてみたいさ。
でもその前に俺にはやらなきゃならないことがある。
どうしても避けて通ることができないことが…」
(聖闘士星矢)
聖闘士は地上と女神アテナを守る戦士達ですが主人公たちは12歳から14歳の少年達です。
スポーツ、ゲーム等やりたい事はたくさんあるはずです。
しかしそれらを全て捨ててでも地上と女神アテナを守る道を選びます。
主人公星矢が語ったのがこのセリフ。
そんな切なくも気高い星矢の気持ちが伝わってきました。
鳳凰座の聖闘士・フェニックス一輝
「アテナが俺たちを否定しようが拒否しようが俺たちはアテナの聖闘士なんだ。
聖闘士の証は聖衣でもアテナの存在でもない。
アテナの聖闘士の称号はこの傷の一つ一つに、もはやくっきりと刻み込まれているだ
否応なくな。
そしてアテナの聖闘士の俺がやるべきことは、お前を倒すこと!」
(聖闘士星矢)
こちらは原作ではなく映画「天界編」からです。
天界編はハーデスの呪いで小宇宙(コスモ)を燃やしきれない星矢
封印された黄金聖闘士、アテナがいくなり崩壊した聖域(サンクチュアリ)等
全体的に重々しい雰囲気で展開されます。
紫龍、氷河がまだ出て来ない間、一人奮闘する瞬。
しかし強力な天闘士(エンジェル)に追い込まれます。
そこで瞬の加勢に登場したのが我らが一輝兄さん。
そしてこのセリフ。
自分達はあくまでアテナの聖闘士である事を高らかに宣言。
自らを鼓舞するのでした。
サイヤ人の王子・ベジータ
「がんばれカカロット、お前がナンバー1だ」
(Dragon Ball)
初登場時(サイヤ人編)では悟空(カカロット)を圧倒的に上回る力を見せますが
その後のナメック星編で追い抜かれてから、ずっと悟空の後を追いかけるベジータ。
原作の最終エピソードである魔人ブウ編で、ついに自分ではなく
悟空が一番だと認めたのがこのセリフ。
プライドの塊のようなベジータからは想像も出来ないセリフに驚愕させられました。
ちなみに現在最新作の映画「スーパーヒーロー」では
スーパーサイヤ人なしの組手で見事悟空を上回りました。
偽勇者パーティ・魔法使いまぞっほ
「早くゆけ! 胸に勇気のかけらが1粒でも残っているうちにな」
(ダイの大冒険)
物語序盤、勇者ダイパーティの魔法使いであるポップはアバンの使途でありながら
臆病にかられ強い敵が現れるとダイやマァムを置いて逃げてばかりでした。
そこに現れた魔王軍六大団長の一人、百獣魔団団長の獣王クロコダイン。
当然のようにポップは逃げ出します。
仲間を心配しながらも宿屋で身を隠すポップの前に
偽勇者パーティの魔法使いまぞっほが現れます。
自分たちの仲間にならないかと誘うまぞっほに、自分はアバンの使途だと反論するポップ。
しかしやっている事は自分達と変わらない事を告げられます。
まぞっほは自分もかつては本物の魔法使いを志していたけど
どうしても勇気が出なかった事を話し
ポップに今ならまだ間に合う事を諭した時に発したのがこのセリフ。
これを聞いてポップは勇気を振り絞りクロコダインとの決戦に臨むのでした。
まさかこの時のまぞっほのセリフがポップが勇気の使途である伏線になるとは。
ちなみにまぞっほはアバンのパーティの魔法使いであり
後にポップの師匠になるマトリフの弟弟子です。
さぁここらはワンピース特集です。
麦わら海賊団・船長モンキー・D・ルフィ
「おれはもっと強くならなくちゃ仲間を守れねェ…!!
…おれには強くなんかなくたって一緒にいて欲しい仲間がいるから…!!
おれが誰よりも強くならなきゃ、そいつらをみんな失っちまう!!!」
CP9酒場のブルーノ相手にギア2発動前のセリフ。
この前に狙撃手のウソップはルフィと喧嘩し一時船から降りている状況でした。
ウソップは自分の弱さのせいで一味に迷惑をかけたと思い込んでいます。
またこれ以前には自分が青キジに負けたせいで
ロビンが殺されかけるという事態にもなっています。
ルフィは強いヤツだけを仲間にしたいのではなく
一緒に旅したいヤツを仲間にしたい
決して打算で動くような男ではないルフィの強い気持ちが表れていますね。
アラバスタ王国国王・ネフェルタリ・コブラ
「悔やむ事も当然・・・ やりきれぬ思いも当然
失ったものは大きく 得たものはない だがこれは前進である!!
戦った相手が誰であろうとも 戦いは今起こり 今終わったのだ!!
過去を無きものになど誰にもできはしない!!
この戦争の上に立ち!!! 生きてみせよ!!!!! アラバスタ王国よ!!!!」
犯罪組織バロックワークスの策略で国から雨を奪われ
あろうことか世界中で禁止されている雨を作り出す
ダンスパウダー使用の罪まで着させられた国王。
真実を知らず怒りに満ちた反乱軍とそれを迎え撃つ国王軍で戦争が始まります。
(そもそも国王軍が攻撃に出たのもバロックワークスの策略)。
ルフィがクロコダイルを打ち取り戦争は終わりますが
国民は茫然自失となります。そんな国民に向けて発したのがこのセリフ。
さすが国王の名に恥じないカリスマ性あふれる名言です。
Dr.ヒルルク
「人はいつ死ぬと思う?
心臓を銃で撃ち抜かれた時… 違う
不治の病に犯された時… 違う
猛毒キノコのスープを飲んだ時… 違う
人に忘れられた時さ…!!!」
映画にもなった超有名なセリフですね。
やぶ医者と呼ばれるヒルルクは不治の病に侵され余命いくばくもない状態です。
アミウダケという本当は猛毒のキノコをどんな病気も治すと勘違いしたチョッパー。
しかしヒルルクはそれを知ったうえで、あえてそのもう毒キノコのスープを飲み干します。
チョッパーの優しさを大切にするために…
しかし自分はチョッパーのせいで死ぬわけでも、ワポルの策略で死ぬわけではない。
死の直前に高らかに宣言したのがこのセリフです。
元海軍中将・ハグワール・D・サウロ
「よく聞けロビン…今は一人だけどもよ…!!いつか必ず”仲間”に会えるでよ!!!
海は広いんだで…お前を守ってくれる”仲間”が現れる!!!
この世に生まれて一ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!!
走れ!!!ロビン!!!振り返らずに…!!苦しい時は…!!教えたでよ
こうやって笑うんだで デレシシシシ!!!
デレシシ どこかの海で…必ず待っとる仲間に会いに行け!!!ロビン!!!!
そいつらと…共に…生きろ!!!」
空白の100年を研究するオハラの島。
良く思わない世界政府はオハラごと消そうとします。
オハラへは世界政府のやり方に疑問を持ち、オハラの研究者、オルビアを逃がし
自らも脱走したサウロが漂着しています。
海軍のバスターコールで島民全員が殺されている最中
オルビアの娘で少女ながらオハラの学者となったロビンを助けた時に発したのがこのセリフ。
このセリフの通り、後にロビンは自分を守ってくれるルフィたちに出会うのです。
元バロックワークスMr3・ギャルディーノ
「私がここにいる理由が…亡き同胞への弔いの為だとしたら…
貴様 私を笑うカネ!!兄を救え!!麦わら!!」
マリンフォード頂上戦争でエース救出間際
ドルドルの実の能力で手錠の合いカギを作るギャルディーノ。
ルフィに合いカギを渡す際に発したのがこのセリフ。
ここでギャルディーノが活躍するとは誰も予想しておらず
まさかギャルディーノに泣かされるとは…。
亡き同胞とはもちろん、元Mr2ボン・クレーことベンサムの事(実際には生きていますが…)。
ベンサムといいギャルディーノといい、バロックワークス実はいい人たちの集まりなのでは…
元王下七武海・サー・クロコダイル
「守りてェもんはしっかり守りやがれ!!!
これ以上こいつらの思い通りにさせんじゃねェよ!!!」
こちらもマリンフォード頂上戦争より。
アラバスタ編では実に2度もルフィを破った強敵クロコダイル。
インペルダウン脱出のため(と、イワンコフに何か弱みを握られているため)に
ルフィたちと共闘します。
そんなクロコダイルがルフィを助けた時に発したのがこのセリフ。
共闘したとしてもまさか直接ルフィを助けるとは。
やっぱりバロックワークスはいい人たちの集まりなのでは…
クロコダイルはルフィに敗北後、インペルダウンに収監され
王下七武海の称号も剥奪されますが、そのカリスマ性は全く落ちていない所が大きな魅力です。
ちなみに私は読んでませんが、現在クロコダイルは鷹の目のミホーク、千両道化のバギーと共に
クロスギルドという会社を立ち上げているようです。
ワンピースという長期連載ではアラバスタ編も初期といっていいと思いますが
その初期の強敵が今も活躍しているのはワンピースの凄さですね。
こうして見返すと、やっぱり自分はアラバスタ編
ウォーターセブン~エニエスロビー編、マリンフォード頂上戦争編が
好きなんだなぁと思います。
しかしワンピースは名言が多すぎますね。
さぁ最後はスラムダンク特集を。
湘北高校№10・桜木花道
「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?
俺は……俺は今なんだよ!!
やっとできたぜ オヤジの言ってたのが…
ダンコたる決意ってのができたよ」
中学時代不良であった桜木がバスケットに目覚め、その才能を開花させていき
最強山王工業の選手とも互角に渡り合います。
アイアンボディを自称する桜木はいつも勇敢にルーズボールに飛びつきます。
結果、ベンチ(相手、味方問わず)や来賓席に飛び込む事もしばしば。
しかしこれまで何ともなかった桜木も、山王戦では背中を痛めてしまいます。
痛みを誤魔化しプレーしようとするもついに力尽き倒れ込みます。
当然ベンチに下げられ、もう試合には出られない事を告げられます。
しかしコートに立つことを決意した時に発したのがこのセリフ。
流川がわざとファウルし再びコートに立つのでした。
湘北高校№11・流川楓
「1つ教えといてやるぜ。バスケットは算数じゃねぇ」
インターハイ予選決勝リーグ、湘北対綾南戦。
湘北リードの場面で綾南・天才仙道が
「1分間に1ゴールずつ差を詰めるぞ。そうすれば残り30秒で追い付ける!!」
とのへ発言に返したのがこのセリフ。
プライドと勝利への意思が言わせた普段口数の少ない流川が放った名言です。
ちなみに私が良くいう「この業界は算数のように正解はない」は
このセリフからの引用です。
湘北高校№7・宮城リョータ
「ソーちゃんが立つはずだった場所に明日俺が立つことになりました」
こちらは原作ではなく、映画「THE FIRST SLAM DUNK」からです。
宮城は湘北メンバーで唯一、原作では過去の描写が一切ありません。
その宮城の過去編に迫ったのがこの映画です。
宮城には3歳上の兄ソータがいましたが海難事故で小学6年生で命を落とします。
ソータは小学生にして誰もが認める名バスケットプレイヤーでした。
兄亡きあと、宮城はずっと兄の姿を追いかけてきました。
ソータは山王工業に入学するのではなく、山王工業に勝つことを目標にしていました。
成長した宮城はついに明日山王工業と戦うという場面で
母親に向けて書いた手紙がこのセリフです。
ずっと生きているのがソータではなく自分である事に負い目を感じていた宮城。
ソータの夢でもあった山王工業戦にソータの気持ちと一緒に臨む決意溢れるセリフです。
湘北高校№4・赤木剛憲
「骨が折れてもいい…歩けなくなってもいい…!!
やっとつかんだチャンスなんだ…!!」
赤木は神奈川王者の海南大付属の選手とも互角に渡り合える実力者ですが
周囲の選手に恵まれず、決勝リーグまで行く事が出来ません。
しかし寝る前常に決勝リーグで海南と試合する事を夢見てきました。
高校3年最後の夏、問題児軍団ではありますが最強のメンバーでもある彼らと出会い
ついに決勝リーグ、そして海南への挑戦権を手に入れます。
しかし大切な試合中リバウンドを取った後に足を捻挫してしまいます。
どんどん腫れてくる足をみてマネジャーのアヤコは試合は無理と止めます。
しかしそれでもテーピングをするよう指示。
その後発したのがこのセリフ。
何が何でも海南戦に臨みたい覚悟と心情の吐露です。
このセリフを聞いた桜木の「打倒海南!!」も良い感じです。
湘北高校№5・木暮公延
「俺は3年だから…これが最後だからな
もしIHに行けなかったら あさっての陵南戦が最後だ」
赤木と共に北村中時代から実に6年間もバスケットに打ち込んできた
湘北バスケ部副主将の小暮。
しかし実力的にはシックスマンという立ち位置で常にベンチから選手を鼓舞します。
厳しい赤木とは対照的に褒めて伸ばすタイプです。
インターハイ予選最後の綾南戦に向けてゴール下シュートの練習に励む桜木、指導する赤木。
夜遅く残って練習に励む二人のもとに現れた時に発したのがこのセリフ。
「全国には行くぞ」と当たり前にいう二人と共に練習に参加します。
シックスマンゆえ常に試合に出る訳ではなく
綾南の田岡監督からも「層の薄いベンチ要因」と湘北不安要素の一つとされてしまいます。
しかしその綾南戦では終盤、執念の3Pシュートを決め
桜木と共に勝利を決めます。
試合後田岡監督に「あの二人にやられた。敗因はこの私」を言わせた名場面となっています。
湘北高校監督・安西先生
「最後まで…希望を捨てちゃいかん。
あきらめたらそこで試合終了だよ」
知らない人がいない名言でしょう。
三井寿が武石中学時代の話。県大会、残り12秒で相手チーム横田中ボール。
三井が必死でルーズボールを追うも、惜しくもボールはアウトオブバウンズ
来賓席に転がります。
勝利を諦めかけた三井に対し、そっとボールを渡しながら発せられたのがこのセリフ。
実は山王工業戦でも「諦めたんじゃなかったのか」という桜木に対して
「諦める?諦めたらそこで試合終了ですよ」と2回出てきます。
この「あきらめたらそこで試合終了」というフレーズは
もはやスラムダンクを飛び越えて様々な場所で使用されていますね。
最後は当然…
湘北高校№14・三井寿
「安西先生・・・バスケがしたいです」
もはや説明不要のスラムダンク屈指の名言です。
上記通り、三井は中学時代から名を馳せる名バスケットプレイヤーです。
上記エピソードから、海南や翔陽ではなく安西先生のいる湘北に入学します。
後に主将となる赤木と出会いますが、この時点では赤木はまだまだ粗削り。
上手さでは三井が赤木を圧倒します。
しかしその体格、存在感は逆に三井を圧倒。
二人はお互いをライバル視します。
そんな折、インターハイ予選に向け猛練習に励む湘北バスケ部。
しかし練習中に三井は足を怪我します。
一度入院しますが、主治医の許可なく勝手に退院、バスケ部に復帰します。
しかし再び足を痛めてしまいインターハイ予選に出る事が出来ませんでした。
松葉杖を突き観客席からインターハイ予選を見学する三井。
背番号10番をつけ活躍する赤木を見て、俯き黙って会場を後にします。
そして三井はバスケ部に戻る事はありませんでした。
不良となった三井はバスケ部期待の新人として入学した宮城に目をつけます。
宮城が2年時についに集団で暴行、入院させてしまいます。
しかし三井自身も宮城にやり返され前歯を折る重傷を負います。
共に傷が癒えた二人は復学。
バスケ部に復帰した宮城を襲撃すべく、不良グループを引きつれ、体育館に乗り込む三井。
しかし桜木、流川、宮城に反撃され追い詰められます。
小暮より「根性なしのくせに夢見させるようなこと言うな」
宮城に「一番過去に拘っているのはアンタだろ」と言われた時
閉ざされていた体育館の扉が開けられ、安西先生が入ってきます。
安西先生の姿を見た瞬間、涙を流す三井。
そしてこのセリフです。
そのまま泣き崩れる三井。
自分の気持ちを素直に発し、バスケットへの熱い思いを思い返した三井は
バスケ部へ復帰するのでした。
このシーンアニメではエンディングテーマWANDSの「世界が終わるまでは」が流れ
ここまでかというぐらいマッチしています。
何せ以前カラオケでは「世界が終わるまでは」の映像が
三井が大活躍する翔陽戦だった事もありましたからね。
ちなみにこの三井。
初めは宮城の導入で出てくるだけの本当にただの不良役の予定が
井上先生がどんどん感情移入し
ついにはバスケ部にしてしまえという風になった事は有名な話です。
また三井寿の名前も
井上先生が好きな日本酒「三井の寿(みいのことぶき)」から命名されている事
またその「三井の寿(みいのことぶき)」が
スラムダンクとコラボしているのも有名な話ですね。
今回は8,200字を超える長文でしたが…
何と次回続きます。
次回、施設長のつぶやき~誕生日SP②
ジャンプスーパー名言集~北斗の拳エディションをお送りします。