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2023/10/01
施設長のつぶやき~GUITARHYTHMⅦ~
こんにちは、施設長の田原です。
ついに先月発売となったGUITARHYTHMⅦ!!
私は解説出来るほど、音楽の知識はないので、今日は全曲感想です。
「AI Rising」
ついに幕を開けたGUITARHYTHMⅦ。
壮大な物語を予感させるオーケストラインストです。
GUITARHYTHMⅦではGUITARHYTHMシリーズでは初めて
GUITARHYTHMを冠した曲がありません。
全曲名が発表された時から不思議に思っていましたが
布袋さん曰くこのAI RisingのメロディがGUITARHYTHMになっているそう。
色々考えて創られているんですね。
とにかく気持ちが昂るこの曲、まるでドラクエのラスボス戦で出て来そうな感じです。
GUITARHYTHMⅦへの期待が高まるばかりです。
「Midnight Sun」
おそらくライブでも一曲目に持って来られるであろう曲。
このリフレインとメロディはまさにGUITARHYTHM。
どっからどう聞いてもGUITARHYTHMです。こういう曲を待っていたのです。
こういう曲を聴いているだけで、もうライブでの盛り上がりを容易に想像出来ます。
テンションは最初っからクライマックスです。
「Isolation」
Midnight SunではリフレインとメロディでGUITARHYTHMの世界観を完全体現していましたが
こちらは歌詞でもGUITARHYTHMの世界観を完全体現です。
作詞はGUITARHYTHMには欠かせない、また布袋さんからも切っても切れない森雪之丞さん。
出だしの「空の裂け目に神殿が見える」(作詞・森雪之丞氏)で
もう完全にやられてしまいました。
「Andromeda(feat. アイナ・ジ・エンド)」
アイナ・ジ・エンドさんとのコラボレーション。
気高く美しくも儚いアイナさんの歌声に布袋さんの切ないギターが見事にマッチングしています。
人類を救うために作られた無敵のアンドロイド「Andromeda」。
アンドロイドであるがゆえに感情がありません。
しかし人間に興味がないと言いながらも
感情、涙、愛、心…人間にしかないものを求めてしまいます。
人類の未来はユートピアではなくデストピアである事を看破したAndromeda。
混乱から抜け出す道を選びますが
最後は感情を手に入れた事で、AIとしての機能を停止してしまうのでした。
GUITARHYTHMⅤのアストロノーツ以来の
「あ、こういう終わり方なんだ…」と思わせる曲でした。
「Highway Star」
次は理屈抜きで圧倒的にカッコいい
誰もが知るディープ・パープルの名曲Highway Starのカバーです。
これまでも様々な曲をカバーしてきた布袋さんをして
ここまでフィーチャーされたカバー曲があったでしょうか。
何せアルバム発売に先駆けて先行配信されるわ
ミュージックステーションで披露されるわ
MVまで作成されるわでGUITARHYTHMⅦへの期待をうなぎ上りさせました。
MVでは何とデロリアンを操縦しタイムトラベルするという
バック・トゥ・ザ・フューチャーともコラボレーションです。
そしてデロリアンが示す年月は1988年10月5日。
そう、記念すべきGUITARYTHMの発売日です。
「Domino」
個人的にGUITARHYTHMⅦで一番気に入った曲です。
POISON、スリル、バンビーナ等、誰が聞いてもカッコいい曲も魅力ですが
私としてはこのDominoのような曲をサラッとカッコよく創れる
演奏できる事に布袋さんの音楽に魅力を感じます。
「神に背負わされた生きるという罪に倒れながら進め」(作詞・森雪之丞氏)の
歌詞がグッときます。
何か「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!!いや・・・・・・寄生獣か!」
というセリフが頭を過りました。
「Mystic 7」
7曲目。今回のテーマである「7」にスポットを当て、神秘的な「7」を集めています。
7つの大罪、北斗七星、第七天国、ラッキーセブン、七色の虹、七音(ドレミファソラシ)
七不思議、天地創造の7日間。まさに「7」という数字には神秘的な意味合いがあります。
歌詞にはありませんが、7つの海もありますし、そういえばドラゴンボールも7つですし
何より「セブンセンシズ」だ!!
「Eternal Symphony」
公式サイトの全曲解説でも述べられていますが
前アルバム「Still Dreamin’」の系譜を感じさせる曲です。
非常に爽やかな曲で、また歌詞も秀逸です。
「思い出は重なって消えない虹となって
どんな苦しい(さみしい)時も支えて(守って)くれるから」
「足音が重なって軽快なリズムとなって共鳴し合えば世界は変わるだろう」
(作詞・布袋寅泰氏)。
このような曲を聞けば、本当に辛い時に聴くときっと励みになります。
荒々しくラディカルな曲も良いですが、近年このような曲にも大きな魅力を感じますね。
「Horizon」
さぁいよいよGUITARHYTHMⅦの壮大な物語も終幕に近づいてきました。
ここで1曲目同様、インストの曲ですが
こちらは1曲目と打って変わって爽やかなギターインストです。
このような曲がライブ中盤で演奏されると
荒々しい布袋さんのライブの中で一服の清涼剤になります。
しかし全然関係ないですが、RisingとかSunとかHorizonとか見ていると
何かダッシュ!四駆郎みたいだなぁと思ったり…
「Break The Chain」
さぁいよいよ最後の曲です。
GUITARHYTHMⅦ最後を締めくくるのは、めちゃくちゃカッコいい超ロックチューンです。
だいたいアルバム最後の曲に選ばれるのは
インストだったり、壮大なロックバラードだったりする事が多いのですが
今回はラストにこのようなロックチューンが選ばれました。
1曲目や4曲目、5曲目にあっても違和感ないライブでは大盛り上がりする事が確実な曲です。
このようなハイテンションな曲を聴くと、
どうしてもまた1曲目に戻って聴きたくなるんですよね。
ひょっとしてそれが狙いか??
(※赤字は全て引用)
さぁ全曲感想を言わせて頂きました。全10曲、時間にして47分と
現代のアルバムとしては、決して長いとは言えません。
それだけに飽きる事なく、一気に聴き終わります。
前アルバム「Still Dreamin’」もとても良いアルバムですが
やはり布袋ファンにとって、GUITARHYTHMの存在はどこか別格です。
しばらく頭の中はGUITARHYTHMⅦ祭りになる事でしょう。
興味のある方はぜひ!