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2023/06/03
施設長のつぶやき~人が人を評価すること・されるということ②~
ネットを観ていると
このようなイベントがあるのですね。
特別ジブリのファンという訳ではありませんが
やっているとわかると行きたくなる不思議…
神戸で開催されているようです。
そういえば、以前勤めていた通所介護では半年に1回外出行事として
遠出していました(完全自費で)。
神戸にも良く行きましたね。
コロナ禍も落ち着いたので、当施設からも神戸等の観光地への外出レクを
企画したいものです。
それでは前回の続きです。
そうこうしている間に9年の月日が流れ色々ありその法人を退職し
ある株式会社に入職しました。
その会社は4カ月しか働く事が出来ませんでしたが、これは評価されなかったどうこう以前に
長年勤めた社会福祉法人から株式会社へ転職した事
地域が変わった事等、環境の変化についていく事が出来ませんでした。
(社会福祉法人、株式会社どちらが良いと言っている訳ではありません
あくまで環境の変化の問題と思っています)。
そして知り合いの社長さんがやっている会社に引き抜かれる形で再転職しました。
その会社は1年7ヵ月ほど在籍しました。
それなりに評価して頂いていたと思いますし、高名な先生の研修に無料で行かせて貰える等
自分を成長させるには良い会社と思いました。
しかしその会社は従業員数が400名を超えており、事業所も数十箇所ある
そこそこ規模の大きな会社でした。
全ての大きな会社がそうであるとは思いませんが
やはり組織が大きくなるにつれ、会社のルールが厳しくなり、
私も自分の思った事、計画した事等をフルパワーで実行する事は叶いませんでした。
そんな日々を送っているうちに
やはり初めに9年間勤めた法人では自由にさせて貰っていた事を強くかみしめたものでした。
そして現在アイテラスに来て、理事長より仕事を任され
自由に仕事をさせて頂いている事はいうまでもありません。
もし私が私の右腕となる課長職を信用していなかったらどうなるでしょうか。
それこそ過度な業務日報の提出を求め、一日何をしていたのかを把握しようとするでしょう。
もしユニットリーダーを信用していなかったら、毎回ユニット会議に顔を出したり
ユニットリーダーの仕事ぶりを確認したりするために
周囲の職員から聞きとりを行なうでしょう。
しかし私はそんな事はしません。
課長職もユニットリーダーもその他の専門職も皆を信頼し、仕事を任せています。
もちろん、ユニット職員の事はユニットリーダーが信頼していることでしょう。
確かにもっと給与を上げる事が出来ればそれにこした事はありません。
しかし限られた介護報酬の中では限度というものがあります。
だからこそ、自分の仕事を自由にして貰うという事が高く評価しているという
一つの尺度になると思っています。
もちろん、自由といっても好き放題、自分勝手に働くという事ではありません。
あくまで自分の創意工夫を邪魔されないという事であり、上から圧をかけられないという事です。
この事を理解し、皆が自分の創意工夫で仕事をこなせれば、結果収益も上がり
「お金」という対価で返ってきます。
どうかこのような事を理解し、毎日の業務に取り組んで頂ければと思います。