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2023/02/28
施設長のつぶやき~自分の仕事への矜持~
こんにちは、施設長の田原です。
もう10日前になりますが…
行って来ました!!
そして今回からついに!
声援、歌唱解禁!!
マスク着用、断続的な大声での歌唱は禁止されるも
ほぼコロナ禍以前と同じ状態です(^^♪
事前アナウンスで「一時的な大声での声援、歌唱は制限致しません」との声に
大きな声援と拍手が。
そして会場中に響きわたるHOTEIコールに多くの「久ぶりだ」との声が。
やはりロックライブはコール&レスポンス、そしてコール&クラップが基本です。
この3年間を振り返ると…
2020年
一切のライブ活動無し
2021年
無観客ライブ
有観客ライブも収容率50%(ソーシャルディスタンスのため両隣空席)
マスク着用、声出し(声援、歌唱)禁止
2022年
有観客ライブ収容率100%(ソーシャルディスタンスなし)
マスク着用、声出し(声援、歌唱)禁止
2023年
有観客ライブ収容率100%(ソーシャルディスタンスなし)
マスク着用、声出し(声援、歌唱)解禁
1年1年着実にコロナ禍前に戻っていってますね。
約3年前の神戸ワールド記念ホール以来の声出しライブ。
最高でした。
そしてシークレットゲストでは何と女優でありミュージシャンの、のんさんが登場!
のんさん自身の楽曲を含む3曲を歌唱、布袋さんの曲のコーラス1曲の計4曲出演。
「自分(のんさん)の曲を布袋さんが弾くとこんなんになるのか」という素直な
感想に会場中から大きな拍手と声援が!
普段と違う内容、やはりBC ONLYは最高です。
それでは本題です。
今回の記事では矜持・誇り・プライド等同じ意味で言葉を使い分けていますが
特段意味はありません。
何となく思いついた通りに、その言葉の方がその文脈に合うかなぁと思っただけです。
このブログは今回に限らずパッとした思い付きで言葉を選ぶことも多いので。
「勘」というやつです。
(施設長のつぶやき~社会福祉の「観」と「感」と「勘」を考える①~②~参照)
医療・介護・福祉という業界は「世のため人のため」「社会貢献する仕事」と評されます。
医療は人の命を救う仕事であり、介護・福祉は人の生活を支える仕事で
尊い仕事である事を否定はしません。
しばしば不祥事を起こした芸能人の方が介護の仕事をする事で社会貢献している事を
アピールされるのも、このようなイメージがある事に起因するのは言うまでもないでしょう。
もちろん私自身も自分の仕事(ソーシャルワーカー)に誇りを持っていますし
友人にどんな仕事をしているか聞かれれば誇らしく語る事もあります。
しかしここで思うのは世の中にある正規の仕事はどれも素晴らしく
全てが「世のため人のため」「社会貢献する仕事」だと思うのです。
警察官や消防隊員、自衛隊員の方々がいるから日本の治安は守られる訳ですし
公共交通機関の方々のお陰で移動に不便がないでしょう。
色んなお店があるお陰で豊かな生活を送れますし
建設業の方々のお陰で安全な家に住むことが出来ます。
そのように各専門家がその専門職に就くために一所懸命に勉強し
それぞれにプライドを持って働く事で日本国が成り立っています。
だから全ての仕事が「世のため人のため」「社会貢献する仕事」であり
医療・介護・福祉という業界のみが、とりわけそう言われる事には違和感があります。
そういった意味で不祥事を起こした芸能人の方が介護の仕事をして社会貢献を
行なっている事をアピールする事にも違和感があります。
美味しい物を食べて貰いたいという思いで農業や漁業などに精を出す姿を見せても
十分アピールになると思いますが…
まぁそんな事はどうでも良いとして
皆が自分の仕事にプライドを持って働く事が重要である事は言うまでもありません。
しかし中には自分の仕事に誇りを持っているのか疑問に感じる事もあります。
以前当施設に勤めていた介護職員からこんな事を言われた事があります。
「15時のパット交換、事務所(相談員等)の人も手伝ってよ。簡単だから。」
事務所の人がパット交換を手伝う是非は今は置いておきまして
その後の「簡単だから」という言葉にとても違和感を覚えました。
何故、自分のしている仕事を「簡単だから」と言えてしまうのか
この職員は自分のしている仕事に誇りを持てていないのではないかと感じました。
もっとも「難しいよ~」というと事務所の人も気おくれすると思い
ハードルを下げるために気を遣った事とは思いますが
それでも「簡単」と言い切って良いのでしょうか。
それはパット交換される利用者さんにも大変失礼に値すると思います。
長くなったので続きは次回にします。