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2023/02/06
施設長のつぶやき~過去を振り返り誤りを修正していく大切さ~
こんにちは、施設長の田原です。
先日ネットニュースを見ていると
こんな映画が上映される事を知りました。
何故忍者が鮫と???と思いますが
こういう映画好きだなぁ。
昔はサラマンダーとかアナコンダとかそういう類いの映画を良く観ましたね。
何か少年の気持ちになってワクワクしてしまいます。
それでは本題です。
ついに5月8日に新型コロナの感染症法上の位置づけを現在の指定感染症(2類相当)から
季節性インフルエンザと同様の5類に見直す事が発表されました。
屋内で推奨されていたマスクに関しても原則自由になる見込みです。
今回の記事は1月中旬には書き上げていますので、今現在(5類に落とすと決定した)の
状況からは少しずれていますが、そのままアップします。予めご了承下さい。
コロナ禍が始まり3年が経過しました。
その中で当時はわからなかった事がたくさんわかって来ました。
3年前「3密を防ごう」から始まり、手洗い、うがい、手指消毒、検温、マスクという
これまであった感染対策に加え
ソーシャルディスタンス、アクリル板の設置、フェイスシールド、ゴーグル等
これまであまりなじみのなかった言葉や物品も急速に広まりました。
それらは新しい生活様式としてどんどん推奨され
もはや新しい生活様式を受け入れなければ日本では暮らせないかのごとく
広まっていきました。
過去戦中、物資がなくなっていき金属類回収令で金属がなくなって行ったとき
百貨店で陶器製のアイロンなど鉄を使わない商品が紹介されたり
通常の皮がなくなってくるとサメの皮で作ったグローブ等も展示されたり
新しい生活商品として受け入れざるを得なかった歴史がありました。
不思議な既視感とでも言いましょうか
今までとは違う、もう昔の世界には戻れない、戦争と比べるのは不適切と思いますが
それでも戦後最大の国難と評され、物凄い不安を感じると同時に
国民一人の考え方ではどうしようもなく
国という大きな組織には従うしかない事も痛感しました。
そのような中、上記のような様々な感染対策が講じられ現在少し緩和されてきたとはいえ
基本的には同じような対策が継続されています。
しかし3年前とは違い、わかって来た事や、当時なかったワクチンや治療薬も出て来て
さらにウイルス自体も弱毒化したようで死亡率も極端に低下しました。
感染対策についても、今後も続いていく事もあれば
今思うと無意味だったと思われる事もあります。
今こそ、過去を振り返り誤りを修正していく事が必要と思います。
まず感染対策に関しては3年前に講じた対策を振り返り
意味のあるものとないものを精査し
どのような対策に変化させていくかを考える時期と思います。
しかし日本はここが弱いのです。
感染対策を変化させる事は、するにはしますが、さりげなーく、そ~っと行なって行きます。
「あの時はあのように考えていたが、あれから経験を積み研究が進んだ今は
あれは誤りだった。これからはこのようにしていこう」というメッセージが届きません。
天動説から地動説に変わったように
その時はわからなくても後でわかってくる事はたくさんあるのですから
堂々と発表した方が良いと思います。
長くなったので続きは次回にします。