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2023/01/21
施設長のつぶやき~必要な感染対策について検討してみる~
こんにちは、施設長の田原です。
昨年は個人的に映画の当たり年でした。
2月…Still Dreamin’-布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム―
6月…ドラゴンボール超 スーパーヒーロー・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
8月…ジュラシックワールド―新たなる支配者-
9月…ルパン三世 カリオストロの城
12月…THE FAST SLAMDUNK・ブラック アダム
布袋さんのドキュメンタリー映画は置いといて
残りはアニメ映画が4作、洋画が2作という結果になりました。
これは現在の日本の映画事情をそのまま投影しているようで
つまり普通の邦画が苦戦し、アニメや洋画の大作がヒットする
という事らしいです。
中でも公開前かなり心配されていたスラムダンクが現在興行収入82億円を超す
大ヒットになっています。
私も公開初日の朝一番に観に行きましたが、グッズ売り場が長蛇の列で
欲しい商品が買えませんでした(後に通販で無事購入)。
そこで数日後に再入荷していないかと淡い期待で劇場に行ってみましたが…
ひどい状況です…
ただ行っただけでは勿体ないと年の最後に
観て参りました。
正直、このようなスーパーヒーロー系は観た事がなく
前知識もなかったので、展開に全くついていけませんでした…
そもそもどこら辺がアンチ(ダーク)ヒーローだったのかもわからず…
普通に人助けしてるし…
途中からはストーリーを追いかけるのを諦めて単純に綺麗な映像バトルを
楽しみました。
最後のサプライズが良かったです。
それでは本題です。
ここ3年のコロナ禍で感染対策が一気に進みました。
テレワークやzoom等を使用したオンライン会議や研修が10年進んだと称され
便利になった事も多々あります。
感染対策として、手洗い、うがい、手指消毒、検温等が当たり前になりました。
またマスク、手袋、フェイスシールド、ゴーグル等を着用する事も一般的になり
環境整備としてドアノブや机等を細目にアルコール消毒する事も習慣化されました。
この業界の施設や飲食店ではテーブルにアクリル板を設置し飛沫感染を予防する事も推奨され
多くの施設やお店で採用されています。
しかし3年が経過し
そろそろこれらの感染対策を振り返る時期に来ているのではないでしょうか。
まず手洗い、うがい、手指消毒、検温を否定する医師の意見
あまりは聞いた事がありません(うがいは無意味という意見は聞いた事があります)。
もっと言えば、これらはコロナ禍以前から行うのが当たり前の事で
私も検温以外は毎日普通に行なっていました。
これらは今後も一般的な感染対策として定着すると思います。
手袋に関してはどうでしょうか。
私が学生時代は「利用者を汚いもの扱いする気か」というよくわからない理論で
手袋着用否定派と感染対策の手袋着用肯定派との論戦があったように思います。
社会福祉士の学校でも「ディスポーザブル手袋について私見を述べよ」
というテストがあったぐらいです。
就職してからも、入浴介助時にサンダルを履いたり手袋を着用したりすると
文句を言う先輩方もいました。
しかし当の私はそのような先輩方のありがたい文句を無視して手袋を着用していました。
手袋も法人に迷惑をかけないように個人購入していました。
それはもちろん利用者を汚い等と思う気持ちではなく
私自身が手荒れしやすいので着用していました。
信頼しているグループホームの施設長さんに電話で相談し
「利用者に非はなくあくまで自分の手荒れ予防のためにしていると理解して貰えば問題ない」
というお墨付きも頂いた事で自信をもって着用していました。
そう思うと当時はあまり感染対策というイメージはなかったように思います。
それからしばらくすると、いつの間にか「利用者を汚いもの扱いする気か理論」が
どこかにいってしまい、感染対策として手袋着用が当たり前になっていきました。
しかしそれでも未だに「後で洗えばよい」という意見で
未着用でパット交換をする職員もいましたが
このコロナ禍でそのような職員もいなくなったように思います。
これは感染対策として自分が媒体にならないようにする良い傾向と思います。
長くなったので続きは次回にします。