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2022/07/07
施設長のつぶやき~過去にあった悲しい歴史とゾーニングという言葉に思うこと~
こんにちは、施設長の田原です。
今日は七夕ですね~。晴れて良かった♪
私が小学校低学年の頃は運動場で短冊を吊るした笹を燃やしていましたが
確か高学年の頃にはそんなイベントもなくなってましたね。
何ででしょうか??
それはそうと、ついに鳥山明先生自ら、ドランゴンボール超スーパーヒーローの
新キャラについて説明がありました。
以下、ネタバレ注意です。
それでは本題です。
この度ネット検索しているとあるクリニックの先生が自身のホームページのコラムで
コロナワクチン4回目接種の危険性を訴えておられました。
その内容も死ぬ可能性を示し、絶対に止めて下さいというセンセーショナルなもの。
諸外国ではすでにワクチンの危険性を認識し3回目のワクチンすら接種していない人が多く
アメリカではワクチン接種後に死亡しても自殺扱い(未知の新薬を自分の判断で接種したため)
という事らしいです。
4回目接種を高齢者や基礎疾患ありの方に限定し、これまで最優先だった
医療従事者を接種対象から除外したのも国はすでにワクチンの危険性を認識しているから
とまで言及されています。
この先生のご意見が正しいのか、また諸外国の話が本当の事なのか私には判断がつきません。
しかしネット記事や書き込みなど、匿名で同様の意見は良く見かけましたが
現役の医師が素性を明かし、ここまで言及する記事は初めて見ました。
もちろん一方ですぐに4回目のワクチンを打つべきだ、特に医療従事者には
早急に打つ必要があると言及されている医師もおられます。
どのように判断するかはあくまで個人個人が判断する事であり
私自身もこの場でどちらが正しいと思うかは言及しませんし
そもそも医師でもない自分にはそんな判断は出来ません。
ワクチンに関する両論もありますが、我々が常に行わなければならない
対応も当然あります。
現在のコロナ対応はマスク等の防護服着用、手洗い、うがい、手指消毒等の
衛生管理が基本です。
そして発熱等症状があれば検査の結果が出るまで、とりあえずゾーニング対応です。
このゾーニングという言葉、今ではすっかり定着し当たり前に行われるようになりました。
しかしゾーニングと言えば聞こえは良いですが、いわゆる隔離に他なりません。
本来、人が人を隔離して良い訳がありません。
過去の歴史を見てもハンセン病患者に対する大変な差別がありました。
もちろん、今の世の中ではゾーニング対応は基本であり、やらない訳にはいきません。
しかしゾーニングという聞こえの良い言葉に慣れきってしまい
本来、人が人に対して行なってはいけない隔離を行なっているという意識を
忘れ去ってしまってはいけません。
「ゾーニング=正しい事」ではなく「ゾーニング=必要悪」と考えなければなりません。
そしていつかコロナがそう脅威ではないと判断された時(今もそう言っている人もいますが)
には、ゾーニングなどすべきではないのです。
ゾーニングという言葉に絶対に慣れてはいけません。
隔離しているという意識を忘れてはいけません。
人々の意識が「変な当たり前」となった時、過去にあったハンセン病患者に対する
差別のような事が、いつでも起こり得るのです。
本日はワクチンやゾーニングという、今の世の中では当たり前となった事と
ハンセン病問題を考えてみました。
今の対応が「正しかった」と証明されるのか否かはまだまだ先の話なのです。