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2022/04/07
施設長のつぶやき~組織創りについて考える~
こんにちは、施設長の田原です。
昨日は公休を頂いていたため、午前中はウォーキングを兼ねて
自宅から少し離れた家電量販店に買い物に出かけました。
家電量販店といえば、ゲームや玩具が売っているのが当たり前になりました。
私も家電量販店に行っては、プラモデル等を買っていたのですが
最近はガンダムのプラモデル(通称ガンプラ)が壊滅的な品不足で寂しい限りです。
替わりと言っては何ですが
こんなものが売ってたので買ってみました(^.^)
(本来の目的はUSBメモリーの購入でしたが…)
帰宅後は買ったばかりのDVD
「お金がない」を見ていました。
このドラマは私が中学生の時のドラマですが、再放送した分をビデオに録画し
何回も見たので内容は全部知っているんですが、やはりきれいな映像で見たいですから
購入しました(/・ω・)/
この年頃の少年はミュージシャンや俳優、お笑い芸人やスポーツ選手等に憧れるものです。
しかしこのドラマは恋愛ドラマでもないのに(多少の恋愛要素はありますが)
普通のサラリーマンを描き、当時の中学生たちにスーツを着て働く営業マンもカッコいいと
思わせるインパクトがありました。
まぁ厳密には舞台は外資系の超一流保険会社で社員の平均年収が5,000万円という設定なので
全然普通のサラリーマンではありませんが…
さて、いつも通り前置きが長くなりましたが本題です。
今回は組織創りについて考えてみたいと思います。
皆さんが思う組織創りに一番大切な事はなんでしょうか。
世の中には有能、無能という言葉があり、組織に属していると
どうしても「出来る人」と「出来ない人」に分類されがちです。
何を基準に有能、無能の線引きをするのかは難しいですが
まず帰属意識の考えを基に一般的にどのような職員が
組織に必要なのかを考えてみたいと思います。
帰属意識とは簡単にいうと組織に属する意識、その組織で頑張りたいと思う気持ちと言えます。
一番大切にしたい職員は当然、帰属意識が高く有能な職員です。
そして一番退場して貰わないといけない職員は帰属意識が低く無能な職員です。
ではここで一番議論となるのが、①帰属意識は高いが決して能力が高いとは言い難い職員と
②帰属意識は低いが能力が高い職員のどちらを大切にするかという事です。
近年、この帰属意識は必要ないという考えがあります。
帰属意識などなくとも組織に利益をもたらす事は出来るという考えです。
例えば歩合制の営業職でその会社自体は好きではないが、頑張れば会社に莫大な利益をもたらし
自分も相当な報酬を得られるような会社があったとします。
その場合、心身ともに非常に辛く大嫌いな組織であっても報酬のために
何年間は頑張って働き莫大な報酬を得た後にすっぱり辞める
という考えがあっても良いと思います。
この場合、その何年間に会社にも莫大な利益を与える訳ですから
ある意味、使用者と労働者がWin-Winな関係なのかもしれません。
では、この業界ではどうでしょうか。
これはあくまで自分の価値観、自分の経験則からくるものですが
やはり帰属意識が高い職員の方が良いパフォーマンスを発揮するように思います。
ですから上記で言えば私は「①」の職員を大切にしたいと思うのです。
皆さんの周囲にも帰属意識の低い人間は意外と多くいるのではないでしょうか。
具体的に言うと「こんなところアカンわ」「こんな会社早く辞めた方がいい」と
周囲に吹聴している職員の事です。
何も会社批判をするなという訳ではありません。
どのような会社・組織にも不備がありそれを指摘する事は重要な事です。
建設的な議論が出来れば良いのです。
しかし帰属意識の低い職員はどうしても批判的、批判のための批判をする傾向があります。
そのような職員の話を全員が聞き流せれば良いのですが、日々勤務していれば良い事
良い時ばかりではありません。
あまり良い心境ではない時に、そのような話を聞くと余計にモチベーションは低下します。
いわゆる「負のスパイラル」という事です。
長くなったので続きは次回にします。