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2022/03/13
施設長のつぶやき~過去の事象・ケースを紹介する理由~
こんにちは、施設長の田原です。
昨日は公休を頂いていたので、午前中にあった用事を済ました後
午後からは買ったばかりの「合い言葉は勇気」のDVDを見ていました(/・ω・)/
(上手く写真が撮れず影が映ってしまいました…)
この頃はちょうど一般家庭にPCとインターネットが普及し出した頃であり
YoutubeもSNSもなく、家での娯楽の中心はテレビでした。
ドラマだけでも「古畑任三郎」「王様のレストラン」「総理と呼ばないで」
「竜馬におまかせ!」「今夜、宇宙の片隅で」といった、三谷幸喜さんの作品が目白押しであり
他にも「お金がない」「正義は勝つ」「踊る大捜査線」「恋はあせらず」「ロケットボーイ」
といった織田裕二さん主演のドラマも大ヒットしていましたね。
(ロケットボーイのみ未見です…ビデオには撮ったのですが…)
月曜日にHEY!HEY!HEY!、火曜日にジャングルTV、水曜日は上記のようなドラマ
木曜日にダウンタウンDX、金曜日にぐるナイ、土曜日にめちゃイケ
日曜日にごっつええ感じを楽しみしていました。
今思うといい時代でしたね(今でも現役の番組もありますが…)。
98年にWindows98が出てから2000年にiモードが登場し
この2年間で一気に情報量がアップ、家庭での娯楽が変化していった
時代だったように思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は過去の事象・ケースを紹介する理由を
記していきたいと思います。
私はこのブログで自分が過去に体験した事象を紹介する事があります。
そこでは良い事象ばかりではなく、あまり良いとは言い難い事象も紹介します
(施設長のつぶやき~利用者様の「遠慮」と「配慮」を考える④~参照)。
これは何も過去にいた施設の悪口を言いたい訳ではありません。
所属した期間に関わらず、お世話になった事は事実でありますし
どんな施設、事業所にも良い所もあれば、悪い所もあって当然です。
紹介する事象があった施設においても、良い所もたくさんありました。
では何故、あえてあまり良いとは言い難い事でも紹介するのか。
それは自分が学んできた事を伝達し、自分の経験を他の職員の経験にしたいからです。
当施設に勤める職員の中にも、経験の浅い職員
また当施設しか経験のない職員もたくさんいます。
そんな職員でも、転職せず、ずっと当施設で働いてほしいと思っていますし
一つの施設でずっと働き続ける事は、とても素晴らしい事と思っています。
しかしアイテラスしか知らない職員の中には、アイテラスしか知らない事に対して劣等感というか
引け目を感じる職員もいます。
私は決してそんな事に劣等感や引け目を感じる必要はないと思っていますが
転職組に「あなたはここしか知らないからね」等と何故か上から目線で言われると
落ち込んでしまうようです。
劣等感や引け目を感じる必要はありませんが、確かに多くの人、ケースと関わるという点のみに
焦点を当てると当施設のような入所施設のみでは経験不足になる事もありますし
在宅サービスに強みがあるのも事実です。
例えば私が初めて勤めた通所介護では利用定員が37名で
一日概ね30名強の利用者が通所されていました。
登録者は100名を超えていました。
まして通所介護なので、多い月は5人も10人も新規利用者が来られます。
そうすると1年間で百数十名の方々と関わる事になります。
また在宅サービスとなれば、自事業所だけではなく
他事業所とも関わりますので、そこにも学びがあります。
長くなったので続きは次回にします。