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2024/11/29
施設長のつぶやき~他人を変えるという意見について・多様な価値観を認めたい②~
先日
行って来ました。
今回は撮影場所が限られていた(原画等は撮影禁止)ため
写真は少なめです。
原作の順番通りに原画が展示されています。
1章を見ていると当初はおならで空を飛んだり巨大化したりと
ギャグ漫画だった頃を思い出します。
クロス・ボンバー!!
こっちはビッグ・ザ・武道役を。
こっちはジェロニモ役です。
撮影場所にはスタッフさんが待機されていて
こちらから声をかけなくても「お撮りしましょうか」と言って下さる
神対応です。
写真撮影禁止場所が多かったので少し寂しかったですが
公式図録にほとんど載っていたので良かったです。
沢山の原画が展示されていて面白かったです。
会場はオーパでしたが、何を勘違いしたのかパルコに行ってしまい
少し迷ってしまったのが情けなかったです…
いつもながらグッズが沢山売っていますのでお好きな方はご覚悟を。
しかし北斗の拳に続きキン肉マンまでもこのような催しが開催されるとは
嬉しい限りです。
この勢いなら次はるろうに剣心展か…とか思っていたら
ホンマにやるんかい!!
というか京都会場すでに終わっているし。
全然知らなかった…
京都から開始するのは流石ですね~
それでは前回の続きです。
また、このような問題には地域性のようなものが存在するのも事実です。
私の父方の実家は鹿児島県のある町です。
あまり田舎とか都会とかいうと語弊があると思いますが
その地域に住む親族自身が「義彦(私の名)の住んでいる都会と違って
自分達は田舎だから都会とは違う所がある」というような事をいつも言っていましたので
田舎かどうかはさておき
自分達では田舎に住んでいると思っていたのでしょう(今は知りませんが…)。
そんな「田舎」に住む祖母が20年程前に亡くなりました。
私たちも当然駆け付けました。
農業を営んでいるせいか祖父も祖母も顔が広く、100名単位の弔問客が実家に訪れました。
まぁそこの跡継ぎの従兄の結婚式には300名以上の出席者があったぐらいですから…
その時の弔問客への対応ですが、男性にはビールとおつまみを
女性にはお茶と茶菓子を弔問客自身に特に何も訊く事なくお出ししていました。
選べるなら普通ですが、何故か何も訊かずに男性にはビールで女性にはお茶だったのかが
私は疑問に思いましたが
別に変に指摘をして場を乱す事もなかったのでそのまま静観していました。
当たり前ですが女性でもお酒大好きな方もいますし、男性でもお酒が苦手な方もいます。
ですからこのような対応はあまり良くないとも思うのですが
誰も疑問も文句も言わなかったという事は
当時のその地域ではそれがルールやマナーだったのでしょう。
また6年程前に祖父が亡くなりました。
当然の事ながら葬儀には100名ほどの参列者がいました。
火葬している時間に食事を摂るのは普通の事ですが
さすがに100名を超える参列者にいちいち職員が対応する事は不可能です。
だからお弁当が置いてあり
飲み物はそこかしこに置かれてあるクーラーボックスへ自分で取りに行くというセルフ形式でした。
ちなにに先述の従兄の結婚式でも同様でした。
(流石に飲み物はクーラーボックスではなく職員さんがバーテンダーのように立っていて取りに行くと
その場で注いでくれる形式でしたが…)
祖父は当たり前ですが直径尊属になります。
しかし私は鹿児島で生まれ育った訳でもなく
実家に行ったのもこれまでの人生で何回あったかという程度です。
ですから私と母と妻は迷いなく広い会場の末席に座りました。
しかし父は思いっきり上座に座り親戚筋と談笑していました(父の事なのでほっときました)。
何が言いたいかというと私の周囲に男性は私だけになりました。
私は自分で座った席のすぐ近くにクーラーボックスがあったので
普通に自分で飲み物(ビール)を取りに行っていました。
しかし3本目ぐらいを取りに行ったところで(まぁそもそもそんな飲むなよという話ですが…)
前に座っていた女性が私の母と妻に
「ちゃんと(男性にお酒を)取って来てあげて下さいね」と注意しました。
一瞬何を注意されたのかわからず三人で固まってしまいましたが
すぐに私が「いや、自分で取りに行くから良いっすよ」と返事して終わらせました。
祖母の時も祖父の時も、私の価値観からすれば疑問に思う事ですし
今の世の中では私の価値観の方が大多数ではないかと思っています。
しかしその時のその地域やその方の中での常識や価値観は私と違ったのだと思います。
それをこれまでの歴史やその地域のルールやマナーなどを知らずに
「そんな考え方変えてやる」というのは、自分の価値観優先の危険な事と思います。
それならば数々の情報を発信し
もし何か感銘を受けるような方がおられたら
その方自身が主体的に変わっていくべきでしょう。
以前のブログのように「お尻を触る」などは価値観の違い等で誤魔化す事は出来ず
ハッキリ注意すべきでしょう。
しかしそうではなく、女性自身がそう考えて行動している場合
頭ごなしに注意せず、お互いの価値観を述べ合って認め合っていくべきです。
それが多様性という事でしょう。
今回はある団体さんの文言を見て所見を述べてみました。
重ねてになりますが
揚げ足取りや言葉尻を捕まえてという感じになっていれば素直に謝罪します。
またその団体さんの主張を真っ向から否定している訳ではなく
「男性を変える」そしてそれは「(自分ではない)他人を変える」という意味に他ならず
その言い方は良くないという意見である事は申し添えておきます。
しかし言葉尻だとしても、やはり誤解を与えるような言葉は
このような事を考え、また発信する機会になると思い、ブログにしました。
しかしどのような立場であっても差別を無くしたいという
根本は全く同じという事だけは断言しておきたいと思います。