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2022/06/17
施設長のつぶやき~社会福祉を学問として教育する事について②~
月日が経つのが早いですね。
ちょうど1週間前は「HOTEI the LIVE 2022 “Still Dreamin’ Tour”」の大阪公演が
フェスティバルホールで開催されました。
最新アルバムStill Dreaminの曲を中心にライブ定番の曲や昔懐かしい曲まで
様々な内容でした。
まだまだマスク着用、声援、合唱禁止の内容で少し寂しいですが
それでも2020年は有観客ライブが一度も開催されなかった(出来なかった)事を考えると
こうしてライブが開催されるだけで、ありがたい事と思います。
それはそうとして我々のように毎年のように
それこそこれまで数十回もライブに行っているファンは
つい定番の曲に対し「もっと他の曲をやってほしい」と思ってしまいがちです。
布袋さんはよくMCで「これまでずっと布袋のライブに来てくれている人もたくさん
いると思います。」と言います。ここで我々は大きな拍手で返します。
しかし布袋さんはその後に必ず「では今日初めて布袋のライブに来てくれた人もいるのかな」
と言います。ここで決して沢山ではありませんが、パチパチと拍手が起こります。
そう、つまり我々のようなファンからしたら何回もライブで聴いている曲でも
初めて来たファンにとっては当然初めてです。
そして定番の曲、それこそPOISON、スリル、バンビーナ等こそ
初めてライブに来たファンは聴きたいものなのです。
思えば私も1回目や2回目にライブに行った時は、どんな曲でも初めて聴く曲で
とても興奮したのを覚えています。
布袋さんに限らずミュージシャンの方々は、1回目のファンの事も、数十回もライブに
来ているファンの事も考えてセットリストを組んでいるのでしょう。
だからあまり片意地張らずに楽しみましょう。
それでは前回の続きです(前回のアップから期間が空いてしまいましたが…)
どんな競技でもそうですが、格闘技は特にその競技が好きで真剣に打ち込まないと
伸びないどころか大けがをします。
私の時も確か2年生の時の一時の授業で柔道の時間がありました。
「危険だから」という理由でまず乱取り(?)組手(?)はありません。
まぁそれは当然として授業が始まればまず柔道場を何周も走ります。
その後はウォーミングアップをして、後は延々「受け身」の練習です。
何が悲しくて30分以上も受け身をとらなければならないのか。
そんなに受け身が好きなら「受け身」という授業でも作って
好きな人だけで好きなだけ受け身をとってなさい!と言いたいです。
(高校時代に対するちょっとした愚痴です。間違っても柔道や
柔道に真剣に取り組んでいる方を否定している訳ではありません
柔道自体観るのは好きでオリンピックなどでは欠かさず観ていますので、悪しからず)
そして人生で恐らくその一時しか使用しないであろう柔道着を購入させる事も
経済的な負担が大きいように感じます。
上記の理由から私は高校体育は「選択制」に変えるべきと思っています。
そうすれば好きな生徒は体育を選べますし
苦手な生徒は他に興味のある授業を学ぶ事が出来ます。
体育教師の方にしてもわざわざ体育が嫌いでやる気のない生徒のお尻を叩かなくても
やる気のある生徒たちだけへの指導で良く、お互いWin-Winと思うのですが…
他にも「家庭科」「音楽」等、専門性の高い教科は選択制にして
好きな人だけが行えば良いと思っています。
そこで私が言いたいのは選択制授業の一つとして
「社会福祉」を導入して貰いたいと思っています。
(遠回りしましたが、今回はこれが言いたかったのです)
確かに「福祉教育」というものはあります。
しかしこれは高齢者と接する、障がい者と接する、ボランティア活動に参加する
被差別部落問題やハンセン病問題を学ぶ等であり
道徳やホームルームといった社会体験に近い内容です。
これはこれで必要な事と思いますが、私が言いたいのはそのような社会体験の枠ではなく
学問として社会福祉を学んで貰いたいのです。
社会福祉の歴史をはじめ、社会保障は何故必要か、日本における国民皆保険制度の重要性
公的扶助の意味など、座学として若いうちから社会福祉に触れる事が
今後の超高齢化社会に必要な事なのではないかと思っています。
長くなったので続きは次回にします。